SDGs of 株式会社メイネツ

弊社は生産活動を通し「繋がるすべてが幸せになる企業」を目指しており、
その活動は小さいながらも必ず世界のどこかに波及すると信じ
SDGｓの取り組みに共感するものであります。

メイネツのSDGsの取組

Meinetsu's SDGs Initiatives

産業と技術革新の基盤をつくろう

株式会社メイネツは熱処理技術に「プラスワン」することにより、お客様の課題の解決を行っております。特に近年は今後、ガソリン車から代わっていく電気自動車の部品での活用などの分野で日本の産業の中核をなす自動車産業に携わっています。
水素を活用した連続式雰囲気炉の導入により製品製造における省エネ化を図りまた、より高品質な製品の提供を実現しました。本来の目的とは異なる製造技術を柔軟に活用し新たな手法を積極的に取り入れた製造を今後も行っていきたいと考えております。

つくる責任つかう責任

熱処理は通常の製品に耐摩耗性や耐腐食性の向上をもたらす技術です。製品を熱処理することにより、それぞれの製品寿命を伸ばすことにつながり、長く安全に使える製品を供給する責任を果たしています。今後も技術の向上、多様な製品の提供により製造の責任を果たして参ります。

安全な水とトイレを世界中に

熱処理では製品製造の過程で大量に水を使います。今まで製品の洗いに使用されていた有害な物質を含む水は、自社内の処理施設で無害・無毒化し川に流して排水していました。２０２１年１月よりCDドライヤーを導入し、使用した工業廃水は水を完全に蒸発させ、有害物質は固形化させるように処理の方法を変更しています。これにより大幅な処理費用の削減につながり、排水も通常の生活排水のみとなったため、周辺にも安全な水環境を提供することにつながりました。
製造過程において水を大量に消費することは避けて通れず、熱処理と水は切っても切れない関係です。この大量に消費する水を循環させ再利用できる環境の構築を進めて参ります。

◎具体的取り組み
５年以内のアルカリイオン精製水脱脂における
循環システムの構築

すべての人に健康と福祉を

株式会社メイネツは健康経営に取り組んでいます。夜間の操業を始めたことにより、対象者には年２回の健康診断の実施を義務付けています。
また事業の内容上、有機溶剤の利用が避けられない状態ではありますが極力、有機溶剤の利用をなくすようにする取り組みを始めています。

◎具体的取り組み
５年以内のトリクロロエチレンによる脱脂の廃止と
炭化水素を利用した脱脂洗浄を導入

質の高い教育をみんなに

全社員の金属熱処理技能士1級取得を目標に掲げています。現在１級取得者は２５名の従業員のうちの５名ですが５年間で半数の従業員が1級を取得できるように取り組んで参ります。
また会社が指定する講習会への参加、本人が希望する業務に有用と思われる資格の取得に関しては会社が費用を補助し、積極的な学びの機会を提供しています。月に１回、品質に関する社内教育を行って製品の品質向上にもつとめています。

ジェンダー平等を実現しよう

製造の現場においては、補助器具の導入や女性専用のトイレの設置などの配慮を行っており女性も働きやすい職場環境となるように配慮しています。女性だからという過度な配慮ではなく男女の精神的な平等を実現します。また「あいち女性輝きカンパニー」を取得しています。

◎具体的な取り組み
女性専用トイレの設置
製造現場における補助器具の導入

働きがいも経済成長も

現在、勤務間インターバル制度の導入を進めており、２０２１年７月中に導入を実施する予定です。また、有給休暇の取得推進を行っておりワークライフバランスの推進を行っています。ワークライフバランスの推進認証として、あいちファミリーフレンドリー企業・あいち女性輝きカンパニーの取得、愛知健康経営の認定を受けました。
働きがいにおいては、１００年企業となることを会社の目標とし、創業７５年を迎えた今、新事業・新分野での事業の展開を模索しています。
社員の中での開発会議や部署移動などの交流を積極的に行える環境を提供し、「やりたいこと」を実現できる働きがいのある環境を創出したいと考えております。